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2024/09/29 09:22 |
2011・8月
ついったーのお題や記念日のss詰め。
鉢屋中心でごったです。







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【いすタカ】蜂蜜の日です、と伊助君はボクを見上げて言った。「語呂合わせで。それを聞いてタカ丸さんを一番に思い出したんですよ!」素敵でしょう、と笑う。「素敵だねぇ」「生物委員会が蜂蜜を配るって!行きましょうタカ丸さん!」小さな手がボクの手を力強く引く。ああ、本当に素敵な日だ。

【夢竹】竹谷先輩今日は蜂蜜の日なんですよぅ、と三治郎が言うので委員会の蜂蜜を出すことにした。「三治郎、口開けて」一番乗りだぞ、と笑うと頬を染めた。三治郎は器用に指から蜂蜜を舐め取る。「僕もお返しします!」口を開けて下さいね、と言われて頬が熱くなった。あ、これ、結構恥ずかしいのな!

【竹鉢】竹谷は何か捜しているらしい。また逃がしたのか。懲りない奴だ。「さぶろー!」眼の前に出て行けばおぉ、と嬉しそうに笑う。「勝手に私の名前を付けるな!」竹谷は首を傾げる。「お前のことだぜ?」毒虫と一緒にするんじゃない!と叫べばだってお前見付からねーんだもん、と唇を尖らせた。

【七鉢】「名前は?」丸い大きな瞳が親友の姿を映す。「ななまつこへいた!」少年の黒く焼けた肌は眩しく、あの人はきちんと忍びだったのだなと思った。御無事で、と言いかけた言葉は喉の奥で消えた。これは、輪廻だ。「にーちゃんのなまえは?」「……私はね、鉢屋三郎」貴方を愛していた者です。

【竹鉢】今日白粉臭いな、と竹谷は平然と言った。「お前私の女装を拝んでおいて言うに事欠いてそれか…」他に何かあるだろう。自分で言うのもなんだが今回はかなり良い出来だ。「他に言うこと?」「賞賛の言葉をお聞かせ願おう」「賞賛なあ」だってお前いつも綺麗じゃん、と首を傾げた。そうじゃない!

【鉢くく】ん、と無愛想に腕を広げてこちらを向くから一歩下がって顔を見る。至って真顔。「…早くしろ恥ずかしい」「俺の知ってる三郎はハグの日に便乗しない…と思う」「お前な…」首筋まで真っ赤になっているから、腕におさまってやった。「なあ三郎、今幸せか?」「…悪くない」「うん、俺もだよ」

【きりくくきり】兵助先輩、土井先生と同じ匂いがする。くんくん、ときり丸は彼の腕の辺りを嗅ぐ。
ああ火薬かな。あまりくっつくとうつってしまうぞ、きり丸。自分でも嗅いでみて、兵助は苦笑した。
…安心する匂いってことです。本当に鈍いんだからなあ、と少年は呟いた。オレは苦労してますよ!

【鉢尾】お前ってさ、つまらないことで倖せになれるよな。それって一種の才能だと思うぞと呆れる彼に、何か言ったとしてもきっと真意は伝わらない。お前がいて、お前が笑って、お前と共にあることが俺の倖せ。些細どころか潰れてしまいそうなほどの幸福が俺を包み込むことをお前だけが知らないんだよ。

【庄鉢庄】私の勝手に振り回される君に、最も刺の少ない言葉を選んで無理やり傷付けようとする私の愚かさをどうか嘲笑って 
そうでなきゃ一緒にいられなくなる、隣を歩けなくなる。
私は君が思うほど綺麗でもなければ誠実でもない、どこにでもいるようなエゴ塗れの薄汚れた人間でしかないんだよ。



 

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2011/09/07 11:40 | RKRN(月ろぐ)

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