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2024/07/01 18:33 |
2012・10月
今月も鉢屋中心にごったです!

CP表記が末尾にあるものは、某忍都都逸bot様に投稿させていただいたものです。
ふぉろわさんのお好きなCPとか、お受けしたリクエストとか。



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惚れた弱みと 君は笑うが それは僕にも 言えること【雷鉢】

身体繋いで 笑ってみせる それでもいいよ 夢だから【尾鉢】

どこに惚れたと つまらぬことを 尋ねぬ君が 好きなんだ【利鉢】

【彦勘】彦にゃん、と呼べば彼は不機嫌な顔をした。「その呼び方はおやめ下さいと、何度目ですか」「つれないねえ。可愛いでしょ?許してよ」そんなこと言っていたら貴方の関わることは全部許さなくてはになるでしょう、と嗤う。あ、それは俺を可愛いと思ってくれてる、ってことでいいの?やったね!

【仙鉢】あんたなんか嫌いだ。精一杯吐き捨てるように言えばそうか、と彼はころころ笑った。文武両道で才色兼備、どれから褒めれば良いものか悩むような先輩は背中合わせの私に何も言わず、動かない。私が焦れるのを待っている。「……せんぱい」「ようやくか」生憎と、大切にされている自覚はあった。

【雷鉢】どんなに自分の嫌いなところがたくさんあったって、一つだけ好きなところが有れば良いからね。そうしたら自分の好きなところが嫌なところも何とかしてくれる。自分全部を嫌いにならずにすむ。……ちなみにお前は僕なんだけど、僕はお前の全部が好きだよ、三郎。知ってたかい?

【庄鉢庄】「君のことが好きだよ」ぽかんとした表情を見て、慌てて冗談に変えた。「いや」違う、そんなつもりじゃなかった。私はこの関係を気に入っていたし、壊したくはなかった。だからこれはそう、ただの冗談なのだ。いつもの悪戯だよ。君の笑顔が咲く。「…嘘は駄目ですよ」逃げ道も、くれないの。

【次浦】「とーない」何度めだろうか。用があるのかと問うたところ、いわく名前を呼びたいだけだそうな。「今日は藤内の日なんだって!」ふーん、と応えてやる。「だから呼んどこうかと思って」「別に、今日じゃなくても呼べば良いだろ」むしろお前は呼ぶべきじゃないの。俺のこと好きって言うならさ!

【綾浦綾】「藤内は良い子だ。僕はとても好きだなあ、と思うよ」「……ありがとうございます」恥ずかしそうに俯いて、こんなことで大丈夫だろうかと心配したりして。基本僕は嘘吐きだ。騙されてしまうんじゃないだろうか。「お返事は?」まあ嘘じゃないし、守ってあげるから構いやしないんだけどね。

【庄鉢】じゃあね、大好きだったよ。平気な顔をして、笑う。この人が平気でないことを僕は知っているし、僕がそれを理解しているのもご存知だろう。大好きだったよじゃ、ない。「すぐに追い付きますから」「……ふふ、知ってる」期待して待ってるよ、とまた笑って。当然です。

【伊こへ】願い事を一つだけ。僕より速く、うんと遠くへ行ってしまいそうな君に。無茶はしないでとか、生き急がないでとか、そんな無理は言わない。君が死んだら僕に全部頂戴。それだけ約束してよ。なんだ死んでからでいいのか、なんて笑って、小平太は指切りをした。「もうずっといさっくんのだぞ!」

【長こへ】小平太、と私を呼ぶ声。どんなに音があっても、違う誰かを呼んでいても、私はきっと長次のことを見付けられる。きっと私はそういうふうにできている。「長次が好きだ。大好きだ!」長次は眼を細めてああ、と笑った。「言われずとも」言葉も要らない。音も要らない。長次が居ればそれでいい。

【左富】いいか、よく聞けよ、左門。二度は言わねえ。どうしてって恥ずかしいからに決まってるだろうが!お前は俺の愛するたった一人の馬鹿だから、自覚してるくせに一人では何処にも着けねえような奴だから、それを理由に俺がお前から離れられないんだ。あー何も言うな。返事も要らねえ。そんだけ!

【尾鉢】鉢屋、俺はね、お前が泣きそうなときには傍に居たいと思うし、お前に影響出来るのは俺だけであればって思うんだよ。図々しい?自分でも変だと思ってるんだから、あんまり笑わないでよ。お前は俺の全部かも知れないって、本気で考えてるんだから。馬鹿みたいだけど、もうずっとだ。これからも。

【雷鉢雷】お前はもっと、自分に優しくして良いよ。ちょっとくらい優しくしたって罰は当たらないから、大事にしてあげて。 一息にそう言って雷蔵は楽しそうに笑った。 なんて言ったってお前は、僕の大好きな一番なんだからさ!ああ、そんな風に笑われたら、私は誤魔化しもできないじゃないか!

【尾鉢尾】俺が好きって言ったら、お前は困るかな。鉢屋、俺ね、お前のことが好きだよ。本当はどこにも行かないで、俺だけ見てて欲しい。言えないけどさ。だって、お前の一番は雷蔵じゃないか。困らせたくないもん。嫌われるのもいやだ。だから、気付かないでね。俺も絶対、言わないから。

【伊雷】髪を掻き分けて、首に指を掛けた。気付いているのに動きもしない。「何だい、不破」「締めてみようかと思いまして」やってみれば、と気のない声。出来ないと侮られているのか。死んでも良いのか。死にたがりの彼に生きたいと言わせたい。(そうすれば僕が安心して殺せるのに)

【潮江】考え事にはコツがある。自分の中の嫌な気持ちは、反対の感情で相殺すること。腹が立ったり、気が立っているときは、不安や臆病になっていることを考えろ。その勢いで考えが進む。滔々とそんなことを言って、潮江先輩は少し笑った。いいか、これからお前が後輩に教えることだぞ。

【綾→勘鉢】貴方が好きになるくらい魅力的な人ですから、きっと他の誰かからもそう思われているはずで、戸惑ってる暇なんて無いんです。今なんです。想いを伝えるんです。貴方ならあの人の一番になれます。もし断りやがったら、僕がぶっとばしますから。ね、尾浜先輩。だから、僕のことで泣かないで。

【左富】返事を要らないというな、僕が言いたいんだ。だから言わせてくれ。僕は作兵衛が好きだ。作兵衛が僕の特別で、唯一だ。それではいけないだろうか。僕は作兵衛と三之助と一緒に居たくて、大好きだ。生まれてきてくれてありがとう、僕の大切なひと!

【伊雷】雷鳴が響く。留三郎は寝る前に明日の用具委員会の仕事量を憂いていた。だけど僕は嫌いじゃない。雨と雲に紛れて、雷神様がお出でになる。場所は生憎保健室だが。かたり、と扉の音。表情は見えない。「やあ、不破。良い夜だね」一つ下の後輩の顔は、歪んでいるに違いなかった。

【庄鉢庄】先輩のばか。酷い言われようだなあ、と鉢屋先輩は相好を崩す。可愛い子、私は君のことが大好きなのに。そうやって、こんな形でしか、僕が口にすることさえ許してくれない。「先輩はずるいです」「年上はずるくて臆病なものですよ」綺麗な笑顔。ずるいひと。(だけど、ずるいから好きです)

【庄鉢庄】少年の瞳からほたほたと涙が落ちた。だから言ったんだ。私のことなんて信じるなって。君が傷つくことを私は知っていた。知っていたけど、止められなかった。だって嬉しかったから。君が笑ってくれるのが、君と話せるのが、この上なく幸せだったから。私の幸せに、巻き込んでごめんね。

【庄鉢庄】構いません、それが貴方の幸せなら。僕と貴方はひとつにはなれなくて、きっとお互いの考えなんて何十分の一も分かっていない。ですからね、鉢屋先輩。君が欲しいって言って下さらないと、伝わりませんよ。 僕は欲張りなんです。 貴方の幸せごと貴方を欲しがるくらいには。いけませんか?

【雷鉢】時間は、選択肢を優しく残酷に、しかし確実に一つずつ殺していってくれるね。君が迷っている間に時間が選択肢をなくしていって、私だけが残ればいいのに、なんて、馬鹿なことを考えている。大丈夫、君はいくら迷っても間違ったことはないのだから。私は君をいつまでも待とう。迷う君に幸あれ!

【学級】「今日は彦四郎の日だってよ鉢屋」「めでたいことこの上ないな勘右衛門」「どうやってお祝いしようか俺たちの彦にゃん」「難しいところだな私たちの彦にゃん」「「好きなお菓子は完備したよ彦にゃん」」「先輩方、彦四郎が恥ずかしくて泣きそうなのでやめて下さい」 #10月29日は今福の日

【彦勘】「おめでとう彦四郎!今日は彦四郎の日だったね!楽しかった?」彦にゃん彦にゃん、とあまりに騒がれるので唇に指をあてた。「…ふぇっ」「お静かに願います、尾浜先輩」おお、と引っ繰り返った声で尾浜先輩が頷いた。「彦四郎ってばかっこいい!」「お静かにと!」 #10月29日は今福の日

【庄彦】「お祝い良かったね彦四郎」学級委員長委員会が解散になって、帰りながら庄左エ門が笑った。「……お祝い言って貰ってないけど」あれ言ってなかったっけ、と白々しいことを言う。「もう良いよ」ぱくん、と下唇を食まれた。「なっ」「おめでとう彦四郎」笑うな! #10月29日は今福の日でした

【文鉢】感傷は厄介だ、胸まで浸かっただけで溺れる。胸で呼吸するな、唇を使え。言葉を吐け、人と話せ。難しいことは何もない。ただ一言、助けてと言え。そしたら俺が、助けてやるから。今更背伸びはしなくて良い。お前はそのままで十分俺に相応しい。

【勘こへ】ぺろ、と赤く厚い舌が覗く。怪我をしたわけでもない、ただの指だ。苦無胼胝があるからそれなりに硬い、ただの指。「七松先輩、甘い」尾浜が笑った。いやに満足気に、そして誇らしげに。舐められた指が急に温度を持った。お前は何でそんなに嬉しそうなんだ!

【くくタカ百合】お前はいつもそうだ、と彼女は仁王立ちした。警戒心がないし、格好はちゃらちゃらしてるし、襲われたらどうするんだ。私はいつも助けられやしないんだぞ。好きな子相手に警戒心も何もないし、格好は見て貰えていたのか。嬉しくなってえへへ、と笑えば頭を叩かれた。ひどいよう!

【土井鉢】天井裏から覗くと、どうもは組の採点中らしい。ああこれは大変そうだ、邪魔にならない内に退散しよう。体を起こしたところで三郎、と声が掛かった。くすりと笑って手招きをする。「降りておいで」ああもう、気付かないふりをしてくださっても良いでしょうに!

【迷子富】同室二人に懐かれて悪い気はしなかった。始めの頃こそどうすれば良いのか分からなかったが、可愛いもんだ。そう思っていた。「……これは一体どういうことなんでしょうか」どうしたんだ作兵衛、と腹の辺りに抱き付いた左門が問う。おー、と後ろからは三之助の声。お前らが邪魔なんだよ!

【食満竹】とりこあとりーと。そう呟いて、後輩は上目遣いでこちらを見詰めた。「……何ですか竹谷くん」「あ、分かんないですか!?すみません、これ一応狼男で…あ、はろいんっていうお祭りなんですが」そうじゃねえ。いや、そうじゃねえんだけど、なんて言うかこれ、ご褒美ですか?

【タカこへ】こいつの考えていることはさっぱり分からない。視界いっぱいにお日様色の髪、唇と吐息が絡む。少し離れて、やっと目が合えば斉藤はへらりと笑って七松先輩、と言った。取って付けたような敬称は要らない。「じゃあ、小平太くん?」ああ、タカ丸、それも悪くないな。

【食満竹】俺の人生は幸せだと胸を張って言える。だって、他の誰とも比べるつもりはないし、俺が幸せと決めればそれが幸せでしょう?貴方が居て、俺を好きだと言ってくれて、それ以上の何が要りましょうか。今までも、これからも。願わくば、俺の大好きな貴方もそうでありますように。


 

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2012/11/02 01:38 | RKRN(月ろぐ)

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